多分、私が初めて購入した石であり、初めて浄化してみた石であり、初めて奇妙な体験をした石です。

それは11か12歳の時、種子島宇宙センターに行った時に購入した500円くらいのタンブルストーンでした。

「わ！ピンク色の石なんてあるんだ！すごい！」

そのくらいの気持ち。当時、鉱物の知識はゼロ、当然パワーストーンの知識もゼロでした。

なので10年以上何も考えず学習机に飾っていました。

25か26歳くらいの時、アクリルビーズでアクセサリー作るより天然石がいい、という理由で天然石ビーズアクセサリー作りにハマりました。

その時に初めて「浄化」というものを知ります。

「つまりあのローズクォーツは買ってから10年以上、お風呂に入れてないのと同じことなのかな？？」と思い、それは申し訳ないことをしたという気持ちになり一通りやることにしました。

日光浴、月光浴、水による浄化、とすぐに出来るやり方を一通りです。

そして最後に土に埋める浄化をしました。

「掘り起こすの忘れたらどうしよう」と思いながら白い薄いガーゼに包んでから庭に埋めました。

2〜3日した頃でしょうか。

夢を見ました。

庭に立っています。周囲は朝靄がかかったように微かに白く、石を掘り起こす夢でした。

「あーそうそう。起きたらちゃんとローズクォーツ掘り出さなきゃ」と思いながら、夢の中のローズクォーツを手に取るとクラックから乳白色の液体（練乳みたいな感じ）が漏れ出していました。

え？え？と思っていたら空気に触れると白いキラキラサラサラした粉になり、散っていくように消えました。

夢から覚めて、「浄化はもう充分」という意味だろうと思い石を土から出して、また同じ場所に飾ることにしました。

当時、恋愛はどうでも良く、1人でいましたがかなり楽しく幸せに生きていました。

その1週間後くらいに、何故か元々友人の友人でただの顔見知り程度だった人に対して「あ、私絶対この人と結婚するんだ」と思い、一年とちょっとで本当に結婚しました。

はじめてパワーストーンてあるかも、と思った出来事でした。

無欲に手入れしたのが良かったのかな？

ちなみにその石は結婚して新居に引っ越してしばらくは持っていましたが気づいたら無くなってました。

無くなるようなこと何もなかったはずなのに不思議です。